日常生活のQ&A

※Q&Aは当事者の立場から回答しています
腎臓は、体のどこにある臓器ですか?どのような形をしていますか?
人間の腎臓は、ソラマメ状の形をしていて、腹部の裏側の横隔膜の下に左右にそれぞれ1個あります。
腎臓は、体の中でどのような役割をしていますか?
腎臓の役割は
(1) 体の中の老廃物や毒素を尿として体の外に排泄します
(2) 血液中の水分や血液内成分(電解質:ナトリウム、カリウムなど)のバランスを整え、一定に保ちます
(3) レニンというホルモンを分泌し血圧を適切に調節しています
(4) エリスロポエチン(EPO)というホルモンを分泌し、赤血球を作る働きを促しています
(5) ビタミンDを活性化し消化器官からカルシウムが吸収しやすくなる働きをしています
腎臓病は、どんな検査でわかりますか?
一般的には、尿検査(蛋白尿、血尿など)と血液検査で発見することが多いようです。さらに詳細な検査としてCTやMRI、腎生検(腎臓の組織の一部を採取)等があります。
腎臓病の原因にはどのようなものがありますか?
腎臓病の原因については、まだ不明な部分が多くあり、自覚症状が少ないのも特徴です。
また、高血圧、糖尿病の合併症として腎臓病が発病するケースもあります。
腎臓病の治療法としてどのようなものがありますか?
腎臓病の治療としては
(1) 食事療法
(2) 薬による治療
(3) 日常生活管理
腎臓病の形態、腎臓の機能によって治療法が決まります。
医療機関を受診し、医師、薬剤師、栄養士等の指導のもと治療を受けましょう。
いずれにしろ早期発見、早期治療が重要です。
腎臓病が進行して腎臓が機能しなくなったらどうなりますか?
腎臓病が進行して腎臓が機能しなくなった状態を、腎機能不全(腎不全)といいます。腎臓の機能が落ちると、毒素を尿として体の外に排泄できなくなり、体内に余分な水分の貯留や血液中の電解質のバランスが崩れます。
腎臓の機能がなくなった場合は、それに代わる治療を行わないと生命にかかわる危険な状態になります。
腎臓が働かなくなった時には、どのような治療を行いますか?
腎臓の代わりを行う治療として
(1) 人工腎臓装置を使用した血液透析
(2) 在宅治療を目的とした腹膜透析
(3) 腎臓移植
亡くなられた人から腎臓を提供・・・献腎移植
親族から腎臓を提供・・・・・・・・・・・生体腎移植
腎臓病になったら、日常の生活でどのような注意が必要ですか?
日常の注意点は
(1) 規則正しい生活を送りましよう。過労、睡眠不測、暴飲・暴食は厳禁です。
(2) ストレスを貯めない生活を送りましよう。
(3) 適度な運動を行いましよう。(運動量は、必ず医師に相談しましょう)
(4) 薬が処方されえた時には、指示通りに薬を飲みましょう。
薬の服用量を調節したり、自己判断で服用を中止することやめましょう。
(5) 血圧、体重は、定期的に測定しましよう。
(6) 不明なことがあれば、自己判断せずに、必ず医師または医療スタッフに相談しましよう。
腎臓病になったら、お酒やタバコは控えたほうが良いでしょうか?
お酒は、適量であれば問題は無いようです。医師に相談してみましょう。
タバコは、動脈硬化などの原因になりますのでやめましょう。
市販の薬、漢方薬、サプリメント等について
必ず医師に相談してから服用しましょう。
場合によっては、腎臓の機能を低下させる場合がありますから要注意です。
腎臓病になった時の心のケアについて
腎臓病は、一般的に長期にわたり治療、療養が必要です。1人で悩まずに腎臓病の患者会などに参加して、話を聞いてみましょう。腎臓病の患者会(腎友会)について、くわしくはこちら >
透析を受けるようになっても、仕事を続けることはできますか?
透析患者で病状による制限がない人にとって、仕事を続けることは体調維持や生活維持のため大切なことです。透析を受けながら働いている患者は、全国にたくさんいます。全腎協が行った2006年の調査では65歳未満の男性透析患者の56.4%、女性患者の21.2%が一般就業者と同じく正社員・パートの形で仕事を続けています。
災害での注意事項
食事での注意事項
ページトップへ